高台 碗 (桜 墨貫入)
定価
¥2,750 JPY
近日入荷予定
桜色の肌に墨で描かれた貫入の模様、手のひらに収まる物語。
三重県四日市の萬古焼。手のひらに収まる小ぶりな湯のみです。桜色の釉薬が光を受けてやわらかく発色し、そこに墨が入った「貫入」の線が細かく走ります。暖かみのある地色と墨の対比が、同じ墨貫入でも白地のものとは異なる、どこかぬくもりのある雰囲気をつくります。
「貫入」とは、釉薬と素地の収縮の差によって自然に生じる細かな亀裂です。その亀裂に墨を浸透させることで、桜色の地にやわらかな模様が刻まれます。使い続けるうちに亀裂は増え、器の表情は少しずつ変わっていきます。日々のお茶の時間が積み重なるように、この器も静かに育ちます。
| 種類 | 湯呑み |
|---|---|
| 素材 | 陶器 |
| 産地・様式 | 萬古焼 |
| 窯 | 南景製陶園 |
| 産地 | 四日市市, 三重県 |
| 原産国 | 日本 |
| 容量 | 100ml |
| 口径 | 8mm |
| 高さ | 55mm |
| お手入れ方法 | 手洗いのみ |
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三重県四日市市は、伊勢湾に面した萬古焼の産地です。鉄分を含む地元の粘土と高温焼締めの技術が、この地域に独特の炻器文化を生み出してきました。南景製陶園は、50年以上変わらない独自の配合粘土を使い続け、萬古焼の伝統のなかで制作を続けてきた窯元です。高温での焼き締めによって素地の吸水性はほぼゼロになり、硬く、手に馴染む滑らかさと穏やかな色合いが生まれます。
南景製陶園の器は、形が静かです。余計なものを加えず、お茶を淹れ、飲む行為に必要なものだけが残されています。急須は迷わず注げる。湯呑みは手のひらに自然に収まる。その抑制は省力の結果ではなく、比率と重さへの長年のこだわりから生まれています。窯についてより深く知りたい方は、Behind the Sipの記事もあわせてどうぞ: 南景製陶園 — 四日市の萬古焼。
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