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日本中のお茶を試した後
日本中のお茶を試した後、私たちはお茶のフレーバーの多様さに魅了されました。
うまみたっぷりのお茶
ミルクのように甘いお茶
キリッとした渋みのあるお茶
花やハーブの香りがするお茶
気候・立地・栽培・加工方法など
FAR EAST TEA COMPANYでは、紅茶の風味を左右するさまざまな要素の中でも「栽培品種」に注目しています。
茶葉の風味は品種によって大きく異なります。
味、香り、液色、淹れ方、飲むシーンまで。
品種が違えば、まったく違うお茶になります。

現在、お茶の品種は100種類以上ありますが、60年以上前、日本の煎茶の90%以上は「やぶきた」という品種でした。
日本で最もポピュラーな品種であり、70%以上のシェアを誇っています。
「やぶきた」は煎茶としての品質が高く、栽培も容易だった。爆発的な人気を博し、たちまち日本の煎茶のスタンダードに。
一方、「やぶきた」以外の品種は生産量が1%にも満たないマイナーなものが多い。
お茶に品種があることを知る人が少ないとなると、生産量の少ないこれらの品種を知っているのはごく一部ということになる。
しかし、私たちはこうしたあまり知られていない品種に強く惹かれるようになっていきました。
「やぶきた」と「それ以外」
そんな品種茶の美味しさを知ったその日から、FAR EAST TEA COMPANYは、お茶の個性に注目し、そしてその最大のファクターである「品種」の魅力を追求することを決めました。
そんな僕らが扱うお茶は全て、単一品種・単一農園で作られた、シングルオリジンのお茶です。
その生産者が、どんなコンセプトや想いを持ってお茶を作っているのか。
その品種が、どんな香りや味わいを持つ品種なのか。
それをダイレクトに味わってもらうために、シングルオリジンにこだわって厳選しました。

「品種」の魅力を追求するブランドとして
そんな、「品種」の魅力を追求するという僕らの想いは、ブランドのロゴにも現れています。
「やぶきた」の発見者であり、 日本の品種改良の父とも言われる杉山彦三郎。
彼が見付けた「晩一号」という品種が 日本で初めて「認定品種」として登録され、 茶の「品種」という概念が初めて世に認められた年である1892年を、今日まで続く日本茶の多様性の始まりと位置付け、 このブランドのシンボルとして掲げました。

私たちはお茶に夢中です。
私たちは、日本各地のお茶の産地を訪ね、
美しい茶畑の風景とともに、数えきれないほどの一杯を味わい、
生産者の想いや、ものづくりの背景に耳を傾けてきました。
このお茶には、どんな物語があるのか。
おいしさの裏には、どんな工夫や歴史があるのか。
知ることで、その一杯はもっと深く、豊かに広がっていきます。
FAR EAST TEA COMPANYは、そんな背景を持つ、心に響くお茶だけを選んでいます。
私たち自身の足で、日本全国の産地を巡り、
それぞれの風土と人に育まれた個性豊かな茶葉をセレクトしました。
一杯のお茶が、日々の暮らしに小さな喜びを添えてくれるように。
FAR EAST TEA COMPANYは、そんな“出会い”をお届けします。
果てしなく広がる、日本茶の世界を、あなたに。