Sencha 320 急須 (黒練)

定価 ¥12,100 JPY

詳細

浅く広い胴体が特徴の急須です。茶葉がのびのびと広がり、一煎ごとにきれいに湯が切れます。

四日市の鉄分を含んだ陶土を「焼締め(やきしめ)」で仕上げたこの急須は、手に取るとずっしりとした重みがあります。鉄分の多い土は、焼き上がると表面に微妙な凹凸が生まれ、温度が落ち着くにつれて、指先がわずかに土の粒子を感じるような質感になります。緑茶や煎茶のような、繊細な香りを大事にしたいお茶に向いています。

胴が浅いぶん茶葉が均等に広がるため、二煎目も一煎目に近い味が出やすいです。毎日のお茶時間を、丁寧に積み重ねていく道具です。

仕様
種類 急須
素材 陶器
焼き物 萬古焼
窯元 南景製陶園
産地 四日市市, 三重県
原産国 日本
容量 320ml
直径 190mm
高さ 53mm
お手入れ 手洗いのみ
配送・税金

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ストーリー

三重県四日市市は、伊勢湾に面した萬古焼の産地です。鉄分を含む地元の粘土と高温焼締めの技術が、この地域に独特の炻器文化を生み出してきました。南景製陶園は、50年以上変わらない独自の配合粘土を使い続け、萬古焼の伝統のなかで制作を続けてきた窯元です。高温での焼き締めによって素地の吸水性はほぼゼロになり、硬く、手に馴染む滑らかさと穏やかな色合いが生まれます。

南景製陶園の器は、形が静かです。余計なものを加えず、お茶を淹れ、飲む行為に必要なものだけが残されています。急須は迷わず注げる。湯呑みは手のひらに自然に収まる。その抑制は省力の結果ではなく、比率と重さへの長年のこだわりから生まれています。窯についてより深く知りたい方は、Behind the Sipの記事もあわせてどうぞ: 南景製陶園 — 四日市の萬古焼