茶托 墨黒

定価 ¥2,860 JPY

商品説明

木の静けさが、茶碗を受け止めます。

茶碗を置く瞬間、陶器と木が触れる音がします。その小さな音が、お茶の時間をひとつの区切りにしてくれます。墨黒に仕上げたこの茶托は、白木の明るさも漆の重厚さも持たない、その中間の落ち着きがあります。

素材が異なるからこそ、組み合わせに変化が生まれます。黒練の茶碗と合わせれば全体が引き締まり、白泥の茶碗を置けば色の対比がやわらかな奥行きを作ります。手に持つと軽く、卓上に置くと安定する。木が持つ両立を、そのまま形にした茶托です。

仕様
種類 湯呑み
素材
南景製陶園
産地 四日市市, 三重県
原産国 日本
口径 90mm
高さ 18mm
お手入れ方法 手洗いのみ
配送・税金

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ストーリー

三重県四日市市は、伊勢湾に面した萬古焼の産地です。鉄分を含む地元の粘土と高温焼締めの技術が、この地域に独特の炻器文化を生み出してきました。南景製陶園は、50年以上変わらない独自の配合粘土を使い続け、萬古焼の伝統のなかで制作を続けてきた窯元です。高温での焼き締めによって素地の吸水性はほぼゼロになり、硬く、手に馴染む滑らかさと穏やかな色合いが生まれます。

南景製陶園の器は、形が静かです。余計なものを加えず、お茶を淹れ、飲む行為に必要なものだけが残されています。急須は迷わず注げる。湯呑みは手のひらに自然に収まる。その抑制は省力の結果ではなく、比率と重さへの長年のこだわりから生まれています。窯についてより深く知りたい方は、Behind the Sipの記事もあわせてどうぞ: 南景製陶園 — 四日市の萬古焼