目次
  1. お茶の出がらしの使い道
    1. 食べる
    2. 料理に入れる
    3. 臭みを取る
  2. お掃除に使う
    1. 畳や床のお掃除に
    1. 台所のお掃除に
    2. 魚焼きグリルにしく
    3. 曇り止め
  3. 防臭に使う
    1. クローゼットや下駄箱に
    2. レンジのこもった匂いに
  4. 家庭菜園やガーデニングに使う
    1. 肥料に
    2. 虫除けに
  5. 美容に使う
    1. 入浴剤代わりに
    2. 洗顔に

農家さんや製造者さんが丹精込めて丁寧に作ったお茶は、飲んだら終わりではありません。

お茶を入れたあとの出がらしには実はさまざまな使い道があるのです。

お茶の出がらしの使い道

栄養がたっぷりで、消臭効果や殺菌効果もあるお茶の出がらしは昔から家庭で有効活用されています。いくつか活用例をご紹介しましょう。

食べる

お茶の栄養素は、7割が茶葉に残ったままといわれていますが、茶葉を食べることでその残った栄養素を丸ごと摂取することができます。

料理に入れる

お醤油を数滴落とすだけで美味しいおひたしになりますし、乾燥させればふりかけに、ご飯と一緒に炒めてチャーハンも作れます。

お茶の味にはクセが無いため、いろんな料理に合います。

ケーキやクッキー生地に混ぜれば、あっという間にお手軽和風スイーツの出来上がりです。

お茶の出がらしは食べられる?お茶のおひたしの作り方

臭みを取る

魚やお肉を煮込む際に出がらしを一緒に入れると素材の臭みを取ってくれます。入れすぎるとお茶の風味が出てしまうことがあるので少量で使いましょう。

お掃除に使う

お茶には抗菌効果があるので、掃除に活用することもできます。

畳や床のお掃除に

湿ったままの出がらしを畳や床にパラパラとこぼし、その出がらしごとほうきで掃けば、出がらしの湿気で埃が舞いにくくなる上に小さなゴミも取りやすくなります。

台所のお掃除に

出がらしでシンクを磨くと面白いほどピカピカになります。出がらしには抗菌効果や消臭効果もあるため、まな板・三角コーナー・排水溝など台所全体のお掃除で大活躍します。

また、鉄製の鍋などを出がらしで磨くとサビ防止にも。

魚焼きグリルにしく

魚をグリルで焼くときに受け皿に出がらしを広げておくと、グリルについたしつこい匂いも落ちやすく、さらには焼く時に出る魚の油を出がらしが吸ってくれるので片づけが楽になります。

曇り止め

出がらしでガラスや鏡を磨くと、綺麗になるだけではなく曇り止めにもなります。特にお風呂に置いてある鏡におすすめです。

防臭に使う

出がらしの防臭効果は、色々な場所で役に立ちます。

クローゼットや下駄箱に

乾燥させた茶葉をお茶パックなどに入れて、クローゼットや下駄箱に置いておくと嫌な匂いを吸収してくれます。

匂いが気になる靴があれば、包んだ出がらしを靴の中に直接入れてもOKです。

レンジのこもった匂いに

出がらしを耐熱皿の上に置いてレンジでチンすると、レンジの中に染み付いた匂いがあっという間に消えます。

家庭菜園やガーデニングに使う

栄養満点の茶葉はこんな使い方もあります。

肥料に

豊富な栄養分を含む出がらしは、贅沢な天然の肥料にもなります。家庭菜園で使えば安全安心な野菜が育ちます。花瓶の水に茶葉を入れると挿した花が長持ちするという効果も。

虫除けに

花壇などの表面に出がらしを撒くと虫除けになるといわれています。

美容に使う

お茶成分が入った化粧水やパックはいつの時代も大人気です。お茶に含まれるカテキンには抗菌作用や抗酸化作用があるため、肌を健康に保ってくれます。

入浴剤代わりに

出がらしを入れた湯船に浸かると美肌効果があるとされています。筆者も試したことがありますが、心なしかお肌が温泉上がりのようなもちもちに。

何より、ほんのりお茶の良い香りがしてリラックスできました。

ただし、出がらしをそのまま入れると詰まりの原因になるのため、ティーバッグなどに包んで入れることをおすすめします。出がらしを使うことで浴槽もピカピカになり一石二鳥です。

洗顔に

出がらしを浸した水で洗顔すると、顔の余分な油分を取ってくれます。

出がらしでパックをする人もいますが、乾燥肌の方は感想を感じる場合もあるので、それぞれの肌質や肌の状態に注意しながら使用してみてくださいね。

2022年, 12月 21日
タグ: 淹れ方