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リーフで淹れたお茶と、ティーバッグで淹れたお茶どちらが美味しいと思いますか?

多くの人は茶葉から入れたお茶が美味しいと思っているようですが、実際のところはどうなのでしょうか。

ティーバッグと茶葉の違いって?

茶葉とティーバッグの違い

ティーバッグは分量を量って小分けされた茶葉がバッグに入っているもので、茶葉は何の加工もされていない状態の茶葉です。

茶葉は淹れる際に手間がかかりますが、その日の気分で茶葉の量を調整し、濃さなどを変えて飲むことができるのが特徴です。

ティーバッグは茶葉よりも手軽に簡単に淹れられ、洗い物などの片付けも楽で、持ち運びにも便利です。

ティーバッグは急須・ティーポットを使わず、茶器を持っていなくてもお茶を飲むことができるため、楽して美味しいお茶を飲むのに適した方法なのです。

使われている茶葉は同じ?

ティーバッグで淹れたお茶は茶葉に比べて味が落ちるというイメージを持つ人も多いようですが、実はそんなことはありません。ティーバッグの茶葉も、通常の茶葉と同じものが使われています。

ただし、ティーバッグの茶葉は細かく裁断されている場合が多く、このように通常の茶葉と比べて粒が細かく、粉末状になっているものが多いです。

ティーバッグの中身

しかも最近のティーバッグは形や素材にこだわり、より美味しいお茶が淹れられるよう工夫うされているものが多いので、ティーバッグのお茶の味の方が劣るということはありません。

ティーバッグでの美味しい淹れ方

ティーバッグを使ったお茶・紅茶の淹れ方をご紹介します。

飲みたい時にさっと飲めるティーバッグは、ただお湯を注ぐだけでも十分美味しいですが、いくつかポイントを抑えるだけで、さらに美味しいお茶になります。より美味しく飲みたい時はぜひ参考にしてください。

温度を意識する、煎茶は70〜80度

煎茶の場合はリーフと同じく、70〜80度のお湯で淹れるようにしてみてください。

お茶の苦渋味が抑えられ、旨味や甘味をより濃く感じられるお茶になります。

ただし、ほうじ茶など香ばしい系のお茶や紅茶は熱湯の方が香りがよく出るのでお茶の種類を確認しましょう。

参考記事:お茶の味わいと温度の関係

ティーバッグは揺らしすぎない

成分を出すためにティーバッグを上下に揺らしたり振ったりすることもありますが、ティーバッグは揺らしすぎると茶葉同士が触れ合って雑味が出やすくなるため、振るときは優しく4〜5回に収めます。

お湯の中のティーバッグの動き

このようにお湯の中で立体的に広がるタイプのティーバッグの場合、バッグ内で茶葉がしっかりと対流するため、バッグを揺らす必要はほとんどありません。

お湯はティーバッグに直接かけない

上記と同じ理由です。お湯を注ぐ時はティーバッグに直接当てずにカップのふちから優しく注ぎます。

抽出時間は2~3分

お茶の種類や茶葉の状態によって抽出時間は変わるので、パッケージに書いてある目安時間を参考にしてください。

茶葉が細かい場合、お湯に触れる面積が大きい分抽出時間は短く済みますが、茶葉が自由に対流できないティーバッグの場合は少し長めに抽出をすることで、よりしっかりと味が出ます。

2023年, 1月 08日
タグ: HOW TO BREW