お茶の効能|肥満

August 09, 2020

EFFECT

 

INGREDIENT/EFFECT

肥満になると、高血圧や糖尿病といった疾病のリスクが高まります。そのため、肥満の予防は健康な体を作る上で非常に重要です。

実は、お茶を飲むことは効果的な肥満予防のひとつ。

ここでは、肥満を防ぐお茶の成分や飲み方について解説していきます。

肥満の原因とリスク

2019年の厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、日本の20歳以上の人の肥満の割合は男性33.0%、女性22.3%となっており、非常に多くの人が肥満に悩んでいます。

肥満を引き起こす原因としては、遺伝体質や食べ過ぎ、運動不足などが挙げられますが、環境と遺伝の割合は「7:3」であると言われており、食生活よって肥満は改善できると考えられています。

肥満になると、以下のような疾病のリスクが高まります。

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 痛風
  • 胆石症

どれも生活や命に関わる重大な病気で、肥満を予防することは、これらの病気のリスクを減らし、健康に暮らすために非常に重要なのです。

※参考:肥満さよならの医学(国立循環器病研究センター)

肥満を予防するお茶の成分

お茶に含まれるカテキンには、肥満の原因となる「ブドウ糖」の生成を抑制する機能があり、肥満を抑制する効能があります。

BMIが高い肥満の成人男性に、カテキンの量が異なる複数のお茶を飲み比べてもらったところ、カテキンの値が高いお茶を飲み続けた方が脂肪の減少が早まったという調査結果もあります(出典:『日本茶のすべてがわかる本』)。

つまり、お茶を飲み、カテキンを多く摂取することで肥満を予防することができるのです。

カテキンだけじゃない!?陰の立役者

肥満を予防する効果のあるカテキンですが、単独ではそれほど大きな効果を持たず、カフェインとの相乗効果で予防効果が向上すると考えられています。

そのため、肥満予防のためにお茶を飲む場合は、カフェインレスのお茶を避けるようにしましょう。

肥満を予防できるお茶の飲み方

ここでは、肥満を予防できるお茶の飲み方をご紹介します。

高温のお湯で淹れる

カテキンとカフェインは「低い温度では水に溶け出しにくい」という性質を持っています。

そのため、80度以上の高温で淹れることで、カテキンとカフェインがしっかりと溶け出したお茶になります。苦渋味はやや強くなりますが、カテキンとカフェインを多く摂るには、高温で淹れるのがオススメです。

出がらしの茶葉を食べる

カテキン・カフェインは共に水溶性の物質ではありますが、その全てがお湯に溶け出す訳ではありません。茶葉に含まれる成分を全て摂取するためには、出がらしを食べるのが一番です。

おすすめはお茶のおひたしにして食べること。簡単で意外にも美味しく食べられるので、是非試してみてください。

二番茶・三番茶を購入する

お茶の葉は、その収穫される時期から一番茶(新茶)、二番茶、三番茶などに分類されます。

一般的には一番茶が最も香りが良く、品質も高いと言われていますが、日照時間が長い時期に育つ二・三番茶は、光の作用によって生成されるカテキン類を、一番茶よりも多く含んで育ちます

渋味は一番茶と比べて強くなりますが、肥満予防でお茶を飲む際には二番茶や三番茶を選ぶのがおすすめです。

トクホのお茶を利用する

消費者庁長官の定める「特定保健用食品(トクホ)」のお茶にも、肥満に効果のあるものがあります。

トクホのお茶は科学的に保健機能があると認められたものしか認可されないため、既に効果の実証されているものしか製品化されていません。

肥満対策としてトクホのお茶を飲む際には、「脂肪を減らすのを助ける」と書かれている伊右衛門特茶(サントリー)などの製品を選ぶと良いでしょう。