August 09, 2020
お茶の効能|肥満

肥満になると、高血圧や糖尿病といった疾病のリスクが高まります。あらかじめ肥満を予防しておくことは健康を維持する上で非常に重要です。

実は、お茶を飲むことは効果的な肥満予防のひとつ。

ここでは、肥満を防ぐお茶の成分や飲み方について解説していきます。

肥満のリスク

肥満になると、以下のような疾病のリスクが高まります。

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 痛風
  • 胆石症

肥満を引き起こす原因としては、遺伝体質や食べ過ぎ、運動不足などが挙げられます。

ただ、「肥満遺伝子」が存在するのは事実であるものの、環境因子と遺伝因子の割合は「7:3」で、食生活などの生活習慣によって改善できる可能性が高いと言われております。

肥満を予防するお茶の成分

お茶に含まれているカテキンには、肥満の原因となる「ブドウ糖」の生成を抑制し、肥満を防ぐ効能があります。

ある調査では、BMIが高い肥満の成人男性に、カテキンの量が異なる複数のお茶を飲み比べてもらったところ、カテキンの値が高いお茶を飲み続けた方が脂肪の減少が早まったという結果もあります。

*参考:『日本茶のすべてがわかる本』

カテキンが多く含まれたお茶を飲むことで、効果的に肥満を予防することができるのです。

カテキンだけじゃない!?陰の立役者

肥満を予防する効果のあるカテキンですが、カフェインとの相乗効果で予防効果が向上するとも考えられています。カフェインにも脂肪の燃焼を促進する効果があるため、カテキンとカフェインをどちらも含むお茶は、肥満の予防にうってつけの飲み物だと言えます。

肥満を予防できるお茶の飲み方

ここでは、肥満を予防できるお茶の飲み方を4つご紹介します。

高温のお湯で淹れる

カテキン・カフェインは低い温度では溶けにくく、80℃以上の高温のお湯に溶け出しやすいという性質を持っています。なので、高温のお湯で淹れることで、カテキンの成分がしっかりと溶け出したお茶になります。

苦渋味はやや強くなりますが、肥満対策の一環としてお茶を飲む場合は、高温で淹れるのがおすすめです。

反対に、水出しのお茶などではカテキン・カフェインが溶け出しにくいので注意しましょう。

二番茶・三番茶を選ぶ

お茶には、収穫する時期によって一番茶・二番茶・三番茶といった種類があります。

一般的には一番茶が最も品質の高いお茶として知られていますが、カテキンをしっかりと摂りたい場合は「二番茶」「三番茶」を選ぶことをおすすめします。カテキンは、茶葉が日光を浴びることによって生成されるため、日照時間が長い時期に育つ二番茶・三番茶は、カテキン類を多く含むようになるためです。

出がらしの茶葉を食べる

カテキンは水溶性の物質ではありますが、その全てがお湯に溶け出す訳ではありません。茶葉に含まれるカテキン・カフェインを全て摂取するためには、出がらしを食べるのが一番です。

おすすめはお茶のおひたしにして食べること。簡単で意外にも美味しく食べられるので、是非試してみてください。

トクホのお茶を利用する

消費者庁長官の定める「特定保健用食品(トクホ)」のお茶にも、肥満に効果のあるものがあります。

トクホのお茶は科学的に保健機能があると認められたものしか認可されないため、既に効果の実証されているものしか製品化されていません。

肥満対策としてトクホのお茶を飲む際には、「脂肪を減らすのを助ける」と書かれている伊右衛門特茶(サントリー)などの製品を選ぶと良いでしょう。