August 09, 2020
お茶の効能|高血圧

お茶には、高くなりすぎた血圧を下げる効果があります。

ここでは、高血圧の基礎知識から、お茶を使って高血圧を予防する方法までご紹介していきます。

高血圧のリスク

血圧は高い人ほど心臓血管系の病気になりやすく、高血圧は脳卒中・心不全・腎不全などの重大な病気を引き起こす可能性があり、最悪の場合は死に至るリスクを孕んでいます。

生活習慣病の一つにも数えられる高血圧症の原因は、以下の通り。

  • 過度な飲酒
  • 食塩の過剰摂取
  • ストレス
  • 肥満
  • 運動不足
  • 遺伝

日々の生活環境に依る部分が大きく、生活習慣病厚生労働省によると、現在はなんと20歳以上の日本人の2人に1人が高血圧に悩まされているそうです。

お茶は高血圧を予防する

お茶には、以下のような高血圧を予防する成分が含まれています。

カテキン

お茶の渋味成分でもあるカテキンには、高血圧の原因となる「アンギオテンシンⅠ変換酵素」という物質の働きを抑える効果があります。

実際、緑茶をよく飲む人の脳卒中による死亡率は、飲まない人に比べて男性で35%、女性で42%も低くなるという結果も出ています

*参考『日本茶のすべてがわかる本』農文協

GABA

GABA(γ-アミノ酪酸)とは、お茶の葉に含まれているグルタミン酸が変化してできた成分です。

GABAには血管を収縮させる作用のある「ノルアドレナリン」という物質を抑制する機能があり、血圧の上昇を防ぎます。

テアニン

テアニンはお茶に特有のアミノ酸の一種で、血管を拡張することで高血圧を防ぐ作用があります。

テアニンを摂取するとリラックスして血行がよくなるので、仕事や勉強に集中したいときにも効果的です。

高血圧を予防するお茶の飲み方

高血圧を予防するためのお茶の飲み方には、以下のようなものがあります。

高温のお湯で淹れる

カテキンは低い温度では溶けにくく、70℃以上の高温のお湯に溶け出しやすいという性質を持っています。なので、高温のお湯で淹れることで、カテキンの成分がしっかりと溶け出したお茶になります。

渋味はやや強くなりますが、コレステロール対策の一環としてお茶を飲む場合は、高温で淹れるのがおすすめです。

反対に、水出しのお茶などではカテキンが溶け出しにくいので注意しましょう。

玉露や抹茶を選ぶ

高血圧を防ぐ成分であるテアニンは、玉露や抹茶、上級煎茶などの高級茶に多く含まれています。

テアニンはお茶に最も多く含まれるアミノ酸で、旨味を構成する成分でもあるため、旨味が重視される高級茶に多く含まれているためです。

また、水出し・氷出しでそれらのお茶を淹れると、興奮作用のあるカフェインの溶出を抑えることができるため、テアニンの効果をよりはっきりと実感できるでしょう。

ギャバロン茶を選ぶ

血圧の上昇を防ぐ成分のGABAは、生葉を数時間無酸素状態で放置することによって生成されます。 この方法で作られたお茶を「ギャバロン茶」といいます。

ギャバロン茶を選べばGABAを多く摂取することができるので、血圧が気になる時にはオススメです。