毎年、日本で最初に出荷される新茶は鹿児島から来ます。そしてその鹿児島の新茶の多くは、ゆたかみどりから生まれます。日本茶の年間カレンダーでは、ゆたかみどりが口火を切ります——やぶきたより1週間以上早く萌芽するため、シーズン最初の一杯はた...
お茶の百科事典
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淹れ方、品種の選び方、産地、そして味の理由。日本茶を仕入れ、飲み続けてきた経験から書いています。
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日本茶を専門店でも、スーパーでも、どこかで買うとき——その煎茶がやぶきたである確率は、7割前後です。複数の品種を混ぜたブレンドではありません。100年以上前に静岡の一人の農家が見つけた一つの選抜品種が、今や日本のほぼすべての茶産地に広...
摘みたての茶葉を指でつまむと、葉脈のやわらかさと青い香りがまだ生きています。けれど数十分から数時間のうちに、その葉は蒸され、揉まれ、乾かされ、湯のみで見慣れた姿へ変わっていきます。 煎茶になるのか、烏龍茶になるのか、紅茶になるのか。...
ほうじ茶は、番茶や煎茶を高温で焙煎して作る。工場では150〜200度のドラム焙煎が主流で、浅煎りから深煎りまで温度を調整する。焙煎によって茶葉の成分が変化し、独特の香ばしさ(ピラジン類)が生まれる。緑茶として出発した茶葉が、焙じること...
抹茶は碾茶(てんちゃ)を石臼で挽いたものです。碾茶は被覆栽培した茶葉を蒸し、揉まずに乾燥させ、葉脈と茎を除去して作られます。この一連の流れの中に、抹茶がほかの日本茶と根本から異なる理由があります。 鮮やかな緑、やわらかな甘味、きめ細...
急須のふたを少しずらすと、青さより先に、乾いた穀物のような温かな香りが立ちます。煎茶でも、ほうじ茶でもない。その中間とも言い切れない香りが、釜炒り茶の輪郭です。 この香りは、摘みたての葉を蒸さず、熱した鉄釜で炒るところから始まります...
乾いた「工芸茶」の束をガラスポットの底に置くと、見た目は小さな球かしずくにすぎない。けれど雲南省や福建省の職人は、茶葉がまだしなやかなうちにそれを手で結び、どんな順で葉がほどけ、どこで花が現れるかまで見越して形を決めていく。 花茶を...
Fermented tea like Pu'er tea and Goishicha owe their unique flavors and aromas to the role of microbes. Mold and lact...
製茶現場の目安として酸化度は8%前後から80%近くまで広がるとされるのに、店頭ではどれも一言で「烏龍茶」と呼ばれます。淡い蘭香で終わる軽発酵の一杯と、蜂蜜や焙煎香が長く残る高発酵の一杯は、見た目も飲み心地もほとんど別物。それでも同じ分...
Explore the health benefits of green tea ingredients, from amino acids to polyphenols, and how they enhance well-bein...
カップの縁にフィルターを引っかけ、茶葉を数グラム入れて、ゆっくりお湯を注ぐ。急須もストレーナーも要らない。それがティードリップバッグだ。コーヒーのドリップバッグと似て見えるが、実際の抽出は茶葉を湯に浸す方法で進むため、見た目以上に日本...
少量の玉露を小さな器に入れ、蓋を少しずらして口元に当てる——その瞬間に広がる香りが、すすり茶の真髄です。急須を使わず、湯のみに直接お湯と茶葉を入れて、少しずつ口に含む。玉露の伝統的な飲み方として、格式高いものとされています。 すすり...
知識を、体験に変える
読んだお茶を、実際に淹れる。
日本の7つの窯元による手仕事の茶器と、その作り手の物語。











